自分で栽培したハーブがたくさん育ったら、ドライハーブにしましょう。
旺盛に育つ時期(初夏~秋)にハーブを収穫し、乾燥させて保存しておくのです。
ドライにすることで長期の保存が可能になり、一年中ハーブを使うことができます。(→ドライハーブの使い方)
ここで、私が毎年繰り返しおこなっている「ドライハーブの作り方」を紹介します。
収穫したハーブを室内で乾燥させる方法
ハーブを乾燥させるには、外よりも室内に干したほうが楽ちんです。
外に干した場合、突然の雨や夜露に濡れる心配があるので、そのつど室内に取り込む手間がかかります。
室内で乾燥させた場合、ハーブのやわらかい葉っぱや花の部分は、だいたい1週間ほどでパリパリになります。
ハーブをザルに入れてドライにする
廊下にある天窓の下に、つっぱり棒と網で橋を作り、その上にハーブの入ったざるをのせて乾燥させます。
ハーブをひもで結び逆さまにしてドライにする
ハーブをひもで束ねて、逆さまにぶら下げておくのもおすすめ。スワッグのように、お部屋の飾りとしても楽しむことができます。
乾燥するにつれてひもがゆるんでくるので、こまめに結び直してください。
固くて水分の多い部分はオーブンでローストor冷凍保存する
根っこや茎の部分は水分が多いので、カビには要注意です。
タンポポの根っこやエキナセアの根っこは、オーブンでローストするのが間違いありません。
また、レモングラスの根元に近い茎部分も、乾燥させるのはとてもむずかしいです。私は失敗しました。
レモングラスの茎は、そのまま冷凍保存することをおすすめします。
完全にドライになったハーブをカットして保管する
ハーブがパリパリの状態になったら、適当にカットしてビンや密閉できるものに保管します。
細かくせずにおおざっぱにカットしておいた方が酸化しにくく、長持ちします。使用する直前に細かく刻みましょう。
乾燥剤を入れておけば、ドライハーブをパリパリの状態で保存できる
ドライのハーブを瓶に入れる際、念のため乾燥剤を入れておきます。乾燥剤は、100円ショップで手に入ります。ちなみに私は、市販の乾物やお菓子に付いてくる乾燥剤をとっておき、再利用しています。