もしハーブがたくさん余ったら、ハーブ酒を作ってみてください。
いつものお酒に独特の風味が加わり、くせになります。
私が実際に飲んでみて、「ハーブ酒に向いているなぁ」と感じるおすすめのハーブは以下の4つ。
- スギナ
- レモングラス
- ベイリーフ
- セージ
ウォッカで作ったハーブ酒を炭酸で薄めると、すごくおいしい。身体にもいいので、個人的にハーブ酒はかなりおすすめです。
ハーブ酒の作り方
ハーブ酒の作り方は、チンキの作り方と同じです。お好みのお酒にハーブを浸けて、放置するだけでOK。
ハーブをアルコールに浸ける方法は、こちらの記事を参考に。→ハーブをアルコールに浸ける方法
甘いお酒が好きな方は、梅酒のように氷砂糖を加えるといいでしょう。
ハーブ酒に使うお酒
ハーブ酒に使うお酒には、
- ウォッカ
- ホワイトリカー
などが適しています。度数が高ければ高いほど、ハーブの成分を抽出しやすくなります。
私がいつもハーブ酒作りの際に使っているのは、ウィルキンソン ウォッカ(40度)です。
ハーブ酒の飲み方
ハーブ酒の飲み方としては、炭酸割りがおすすめです。ハーブワインも、ストレートではなく炭酸で割りましょう。
ハーブ酒をストレートでがぶがぶ飲むのは絶対にNGです。ハーブの成分は
かなり濃縮されています。
なので、飲む際はハーブ酒と炭酸(または水)の割合に注意しましょう。
ハーブ酒の1日の摂取量の目安・・・およそ30ml(約大さじ2杯分)程度
※ただしハーブ量の少ないハーブ酒の場合は、この限りではありません
おすすめのハーブ酒と効能
おすすめのハーブ酒について、詳しく見てみましょう。
スギナ酒の効能
スギナは、古代から薬として利用されてきた、非常に優れた薬草です。味は抹茶によく似ています。
スギナ酒の主な効能は、以下のとおりです。
- 収れん(皮膚や粘膜を引き締める)
- 利尿
- 抗炎症
- 止血
スギナは、皮膚や髪の毛、爪などを健やかに保つ成分である「ケイ素」を多く含みます。
ケイ素は、美肌に必要不可欠なコラーゲンやエラスチンが含まれる皮膚の結合組織の弾力を高めるためにも、重要な成分です。
また、強い利尿作用があるのでデトックスしたいときにもおすすめ。
最近では、花粉症対策としても効果が期待されているようです。
妊娠中の方、心臓・腎臓の機能不全の方は、スギナを飲用してはいけません。また、健康な方でもスギナを6週間以上飲み続けるのはNGです。
レモングラス酒の効能
レモングラスはタイ料理でおなじみのハーブ。レモングラス酒はレモンの香りがさわやかで、くせのない味です。効能も魅力的。
- 消化促進
- 殺菌
- 貧血予防
- 強壮
レモングラス酒は、レモンハイのようでさっぱりとおいしいです。
ビールやハイボールに、小さじ1杯程度のレモングラス酒を加えるのもおすすめ。
レモングラスを妊娠中に使用するのは控えましょう。
ベイリーフ酒の効能
ベイリーフ酒は、まるで森の中にいるようなスッキリとした香りがします。
ベイリーフ酒の効能は…
- 消化促進
- 駆風(お腹にたまったガスを排出する)
- 痛みの緩和
- 去痰
私はそば焼酎の炭酸割りに、ベイリーフ酒を小さじ1杯ほど垂らして飲むのが大好きです。そば焼酎との相性抜群です。
セージ酒の効能
ハーブ酒を作るなら、ホワイトセージではなく「コモンセージ」や「ベルグガルテンセージ」が向いています。
セージ酒の効能は以下のとおりです。
- 抗酸化
- 抗菌
- 強壮
- 駆風(お腹にたまったガスを排出する)
- 貧血改善
セージはとても抗酸化作用の強いハーブ。更年期障害の緩和にも効果が期待できるといわれています。
セージの薬効は強いので、飲みすぎに注意しましょう。
妊娠中の方や高血圧の方、てんかんの方はセージを使用してはいけません。